コラム

組織の課題の見つけ方とは?組織課題の見つけ方について解説

2023.05.19

企業は、成長や発展を目指していますが、予定通りにスムーズに進行されることは難しく、様々なシーンで課題に直面するものです。

 

課題の解決だけでなく、あらかじめ課題を発見して、適切な対応を取ることも企業にとって、重要な取り組みです。

 

そこで、今回は、組織における課題の解決方法や課題の発見方法について解説します。

組織課題とは?

組織課題とは、従業員の目標達成を妨げる困難な状況のことを指します。

 

職場環境問題や、チームメンバーと経営陣の間で問題が顕在化する場合などがあります。

 

企業の運営は、時間の経過とともに変化するので、従業員は新しい方針に従ったり、協力して働く生産的な方法を見つけたりすることが求められることがあります。

組織課題の例とは?

企業が直面し、事業運営に影響を与える課題としては、どのような例があるか見てみましょう。

従業員に企業戦略やルールが浸透していない

企業戦略や、マニュアルや評価基準といったルールが浸透していない状況は、組織で目指す方向性が共有できていないといえます。

 

目指す方向を共有できなければ、従業員が個人プレーをしてしまい、チームがまとまらなくなってしまい、組織の発展に悪影響を及ぼすでしょう。

人材が育たない

研修の成果がなく、人材育成に悩む組織も多いでしょう。

 

人材育成は、業務と両立させながら取り組まなければいけないので、時間や手間をかけることが難しいです。

 

そして、適切な手法を取らなければ、実施しても効果が出ないでしょう。

 

人材育成に効果が出ないのは、教育方針や内容に間違いがあるだけでなく、人材が自社風土に適していないなど、さまざまな原因が考えられます。

次世代のリーダーがいない

組織が継続的に発展するには、次世代のリーダー候補となる従業員が必要です。

 

リーダー候補となる従業員がいないと、経営陣や管理職が退職した後の事業の継続が難しく、組織として成長するどころか、存続が危ぶまれてしまいます。

 

また、人口減少の加速化により、社内において次世代リーダーの育成に取り組まなければいけません。

 

年功序列から成果主義に変わってきている現代では、優秀な人材が他社に転職する可能性も大いに考えられます。

 

ですから、次世代リーダーの育成や獲得は、できる限り迅速に検討しなければいけない課題でしょう。

コミュニケーションが不足している

組織では、チームで仕事をするため、どんな業務をする上でも、コミュニケーションは欠かせません。

 

コミュニケーション不足が慢性化すると、認識相違によるミスや生産性が低下する恐れがあります。

 

社内の雰囲気も悪くなってしまうため、従業員のモチベーション低下や離職につながります。

メンバー間の能力差が大きい

メンバーの能力は異なりますが、その差が開き過ぎていることは問題です。

 

というのも、優秀なメンバーに重要な仕事が振られ、他のメンバーは、やる気がなくなってしまうかもしれないからです。

 

また、優秀なメンバーに業務負担が偏ることで、不公平が出たり、メンタルの不調になってしまう可能性もあります。

 

メンバーの能力の差が開き過ぎないようにするために、教育体制や研修システムを整える必要があります。

 

メンバー間の能力差がないと、組織の効率は向上し、成果も上がります。

業務が非効率的である

業務を効率的に進めることは大切ですが、業務には多くの非効率が潜んでいることが少なくありません。

 

例えば、定型的な作業をすることが決まっているにも関わらず、効率化できる部分を探そうとしないで、同じ作業を繰り返しているようなケースです。

 

非効率を解消していくためには、業務を洗い出して、無駄を発見したり、効率化できるところを探す必要があります。

組織課題の解決方法とは?

組織課題を解決するには、どうすればいいのでしょうか。

 

ここでは、組織課題を解決する方法を解説します。

取り組むべき課題を選ぶ

複数の課題を発見した場合でも、優先的に取り組むべき課題を決めて、1つずつ確実に対応していくことが重要です。

 

一度に多くの課題を解決しようとすると、メンバーが対応しきれなくなるからです。

 

また、同時に、複数の課題解決に取り組むと、どの課題も中途半端に終わってしまう可能性があります。

 

ですから、まず、組織目標達成の最も大きな障壁になる課題を選びましょう。

 

ですが、メンバーの意識向上が不十分である場合には、小さな課題から少しずつ解決していくのもいいでしょう。

 

小さな課題を解決する成功体験を積み重ねることによって、メンバーの意識が変化し、大きな課題解決にも取り組めるように成長していくからです。

課題がなぜ生じているのか原因を特定する

組織課題が生じている原因を特定することは、大切です。

 

組織課題が生じている原因を特定するには、多角的な視点で課題を見る必要があります。

 

立場が違うと、原因に対する考え方が違うことも多く、それゆえ、解決案も違うものになります。

 

そのため、さまざまな立場、役割の人が原因について考察し、意見を交わしながら、原因を特定していかなければいけないでしょう。

課題が分かったらメンバーで共有する

課題を共有すると、メンバーが目指す方向が統一され、チームが同じ方向を向いて、課題解決に取り組めます。

 

課題を克服するための現実とのギャップが掴めないと、取り組むべき行動が曖昧になって、課題解決ができないでしょう。

 

障壁となっている問題を特定できたら、メンバーと共有し、問題への意識を浸透させましょう。

事務作業の簡略化

企画や営業といった、新たなビジネスを生み出し増大させる業務に時間を割くために、多くの企業では、事務作業を簡略化してきています。

 

事務作業は、ITツールを活用すると、簡略化できます。

 

ですが、事務作業の時間短縮だけを目的としてしまうと、ミスの発生や修正による再業務によって、事務作業に余計に時間がかかってしまうことがあります。

 

そのため、必要な作業を洗い出して、その作業をツールで活用するといいでしょう。

成果を評価して、方法を見直し、再試行する

組織課題の解決は、課題の発見、原因の特定、解決方法の立案、実行、効果検証を1サイクルとして、このサイクルを繰り返さなければいけません。

 

こうすることによって、組織は成長します。

 

また、組織は少しずつ変化していますので、過去に正しいと思われたことが、今も正しいとは限らないでしょう。

 

それゆえ、実行と検証を繰り返すことによって、より良い解決方法を実践していく必要があります。

まとめ

組織課題を発見して、解決することは難しいです。

 

また、組織課題の解決するには、上司が、マネジメントスキルを使って、部下に主体的な行動を促すことも必要です。

 

組織課題が解決しないと、会社は成長はしません。

 

そのため、日頃から、組織課題の発見を意識し、原因を特定し、解決方法の実践を繰り返しましょう。

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