コラム

マネジメントスキルとは?能力を高めるポイントや必須のスキルを解説

2023.05.17

どの従業員にとっても、マネジメントスキルは仕事をしていく上で必要になりますが、マネジメント能力は、管理職や経営者に必須のスキルです。

 

管理職は、チームを率いて、成果を出す役割があるからです。

 

また、マネジメント能力は、管理職の評価にも繋がる重要な能力です。

 

ですが、「マネジメント能力はどんな能力のこと?」、「チームの成果を出すためにはどのようなマネジメントをすればいいんだろう?」と悩む管理職の方が少なくありません。

 

そこで、今回は、マネジメント能力で求められるスキルや能力の高めるポイントなどについて解説します。

マネジメント能力とは?

マネジメントスキルは、管理能力を指します。

 

管理は、ある基準を維持するという意味でよく使われますが、ビジネスでは、目標・目的達成のために、必要な要素を適切に分析・管理する能力、それを活かして集団活動を維持・促進する能力のことをマネジメントスキルを言います。

マネジメントスキルとリーダーシップの違いとは?

マネジメント力とよく混同されるものに、リーダーシップがあります。

 

この2つは、似ているようで、全く異なるものです。

 

リーダーシップは、統率力、指導力と訳され、部下やメンバーに進むべき方向性を示して率いていく力のことを差し、対象が人です。

 

一方、マネジメントスキルは、人・物(資源、施設、商品など)・金を総合的に適切に管理・運営していくスキルを指している言葉で、対象が、人・物・金になります。

 

変化の激しい現代では、管理職には、リーダーシップとマネジメント能力の両方が必要です。

なぜマネジメントスキルが必要なのか?

マネジメントスキルが必要とされている理由には、2つ挙げられます。

 

1つ目の理由は、どの従業員も、仕事をする上で、マネジメントスキル(セルフマネジメント)を持つと、自主的に仕事に取り組めるようになるからです。

 

2つ目の理由は、企業は、マネジメントスキルができる従業員に、チームのマネジメントをしてもらい、業務効率化や生産性向上につながることが期待できるからです。

 

目標達成に向けて適切にチームや組織を導くためにも、マネジメントスキルは非常に重要な役割を果たすため、必要とされています。

どんな時にマネジメントスキルが必要になるのか?

管理職が、どのような場面でマネジメントスキルが必要になるのかについて見てみましょう。

 

状況によって、必要なマネジメントスキルが変わってきます。

部下の管理と育成

管理職は、部下の行動や状況を把握し適切な指示や対応をするだけではなく、部下のモチベーションを向上させるようにしなければいけません。

 

部下の育成やケアをし、チーム内の人間関係をよくすることによって、チームのパフォーマンスを上げていく役割があります。

チームの管理

管理職は、チームの目標を達成するために、チームを効率的に動かして、最大限の結果を生み出すことが求められます。

 

そのために、タスクの割り振りや進捗管理といった、業務を進めるうえで必要なマネジメントスキルが欠かせません。

他部署との連携と関係構築

取引先は、利害関係が異なるため、自社の目的の達成やスムーズな連携を取るために、責任者として良好な関係を構築することは、管理職の役割です。

また、他の部署や取引先と業務を進める部下に、適切な指示やフォローをするスキルも必要となります。

マネジメント能力に必要なスキルとは?

マネジメントスキルは、部下を率いていくだけではなく、経営資源を管理して、目標を達成することによって成果を上げるスキルのことです。

 

では、このような能力を発揮するためには身につけておきたいスキルとは、どのようなスキルなのか見てみましょう。

目標設定と目標達成に向けた業務遂行能力

目標設定と業務遂行能力とは、チームの目指す方向を決定し、部下が適切な業務に取り組める環境を整えるスキルです。

 

管理職は業務方針を部下に伝え、異なる意見の対立や新たな案の検討をしてから、チームの目標を設定します。

 

管理職が適切な目標設定や意思決定ができないと、部下が不安を感じて、力を発揮できないため、チームを率いる立場として、組織の方針に沿った明確な方向性を示すマネジメントスキルが必要となります。

 

さらに、目標は設定して終わりではなく、目標を達成しなければなりませんので、業務を遂行する能力が必要です。

 

また、現実的に達成できる目標かどうかを判断する現状分析能力と目標達成するために課題がある場合は、問題解決能力が求められることがあります。

 

実現できない目標設定は、努力を無駄にしてしまいますので、部下は信じて協力しないでしょう。

 

一方、努力次第で実現できる目標を設定すれば、部下は目標達成を目指して全力で取り組むことができます。

リーダーシップと意思決定力

リーダーシップは、マネジメントに必要な能力の1つです。

部下からの人望が厚く、彼らを率いて、1つの目標に向かえるように統括・指導する能力があると、チームは成果を上げることが可能となります。

また、リーダーとしての意思をはっきりと示し、進むべき方向を提示するができると、部下が上司を信頼することによって、部下の力も引き出すことができ、問題が起こった時でも、安心してトラブルに対応することができるでしょう。

部下に寄り添ったサポートやフィードバックができる指導力は重要なポイントになります。

コーチングスキル

コーチングスキルは、相手の潜在的な能力を引き出して、行動を後押しするスキルです。

 

部下が持つ能力を引き出して、それを強化することで、部下のパフォーマンスが向上します。

 

部下の特性を考慮しながら、業務を振り分けることによって、業務が円滑に進みます。

 

これが実現できると、目標への成果が達成につながります。

 

管理職は、部下を支えて、目標へ率いていく立場であるため、部下を育てるコーチングスキルはマネジメントスキルに必須

です。

分析力と問題解決力

目標達成に向けて効率的に運営するためには、まずは現状分析をすることから始まります。

 

現状分析ができなければ、問題を見つけることもできません。

 

問題現状を分析することで、問題となっているポイントが見えると、具体的な解決策につながる問題解決能力が必要になります。

コミュニケーションスキル

部下と良好な人間関係を築くコミュニケーションスキルも、欠かせない能力の1つです。

 

上司は、普段から話しやすい雰囲気を作るように心がけて、部下が話しかけてきたときには、きちんと話を聞きましょう。

 

コミュニケーションを十分にとると、信頼関係が築きやすくなります。

業務に必要なテクニカルスキル

テクニカルスキルとは、専門分野における高い技術力や専門性を伴うスキルのことです。

 

部下が対処できないトラブルが発生し、管理職が対応しなければならない時に、管理職にテクニカルスキルが求められます。

マネジメント能力を高めるために身につけたいポイントとは?

マネジメントスキルに必要な能力を見てきましたが、マネジメントスキルを高めるために、何をしたらいいのでしょうか。

 

マネジメントスキルを高めるために身につけたいポイントについて解説します。

ディズニーストラテジーの3つの視点

ウォルト・ディズニーが、アニメーション制作の夢を実現する際にとったのが、ディズニーストラテジーという方法です。

 

「ドリーマー」「リアリスト」「クリティック」という3つの視点を持つことが大切です。

 

ドリーマーとは、夢を語るような現実に捉われない、長期的な戦略を立てることを指します。

 

リアリストとは、夢の実現に向け、方法を具体的に計画していくことを指します。

 

この3つの視点は、メンバーが実現させたい目標を描き、それを叶えるための戦略を練り、それを実現するというマネジメントに必要な視点を表したものといえます。

リーダーシップや意思決定力

リーダーシップや意思決定力を高めるには、部下の意見に耳を傾けることが必要です。

 

さまざまな人の意見を聞いた上で、正しいことを判断すれば、間違った判断を防げるでしょう。

 

そのためには、新しい知識をインプットしたり、研究したりすることも大切です。

コミュニケーションスキルやコーチングスキル

ペーシング・ノンバーバルコミュニケーション・アクノレッジメントの3つが、コミュニケーションスキルやコーチングスキルを高める方法として挙げられます。

 

ペーシング・・・相手を観察し会話のペースを合わせること

 

ノンバーバルコミュニケーション・・・ジェスチャーや表情といった言語以外によるコミュニケーション

 

アクノレッジメント・・・相手の存在を認め、思いを尊重し受け止めること

 

コミュニケーションスキルやコーチングスキルを高めるために、普段から、この3つを意識しながらこみゅみケーションを取るといいでしょう。

まとめ

マネージャーに求められるマネジメントスキルは、チームの成果を導く重要な能力です。

 

チームを率いて結果を出すためには、様々なスキルをに身につける必要があります。

 

マネジメントスキルは複合スキルなので、すぐに身につくものではありませんので、日々の積み重ねによって鍛えていきましょう。

一覧を見る