コラム

アイスブレイクの効果とは?効果や効果的に行うためのポイントを解説

2023.05.13

「アイスブレイク」という言葉を聞いたことはありませんか。

 

アイスブレイク(ice break)とは、凍った氷を溶かす意味合いのある和製英語です。

 

初対面の人や、まだ打ち解けていない相手と話す時の緊張感をほぐすことを指します。

 

会議や商談の場など、堅くなりがちな場所を和ませるには、「アイスブレイク」というコミュニケーションが役立ちます。

 

今回は、アイスブレイクの意味や効果などをご紹介します。

 

 

アイスブレイクとは

アイスブレイクとは、会議や商談の場、研修など、堅くなりがちな場所を和ませるために、本題とは直接関係のない雑談や簡単なゲームなどを行うことを指す言葉です。

 

出席者が目的に応じた積極性を発揮できるようにするために、会議や研修の冒頭に、5~10分程度行われることが一般的です。

 

参加者の緊張をほぐし研修の効果を高め、場の空気を作るために重要な要素として、多くの企業が社員研修にアイスブレイクを取り入れています。

アイスブレイクの効果とは?

アイスブレイクの目的と効果を理解しておくと、使うべきシーンが明確になります。

 

では、アイスブレイクの効果をご紹介します。

緊張感がほぐれ、パフォーマンスを高められる

初対面の参加者同士の研修や会議、初めての商談などでは、緊張して会話が進まなかったり、積極的に意見が出てこないといった事態が想定されます。

 

そのような場合、アイスブレイクを実施すると、参加者の緊張がほぐれ、活発な意見交換もしやすくなります。

相互理解が深まり、コミュニケーションが円滑になる

初対面の参加者が多いと、参加者がお互いのことをよく知らず、探り合っている状態であるために、発言が滞ることがあります。

 

そのような時に、アイスブレイクをして、参加者の人柄や役割の理解を深めると、議論を活発化させることにつながります。

 

発言者の立場をあらかじめ参加者が理解しておくと、コミュニケーションの円滑化を図ることができ、議論の質も高まるでしょう。

参加者が主体的になる

研修や会議では、意見を言わず、聞いているだけの人がいます。
 
参加者に積極的に発言してもらいたいのであれば、アイスブレイクをすることによって、コミュニケーションを取ることができ、自分も参加者の一人だという意識付けができます。
 

研修内容への新たな気づき

アイスブレイクでの自己紹介は、参加者が自分についての新たな気づきになることがあります。

 

仕事の進め方のポイントや自分に足りないスキルに気づかされることもあるでしょう。

アイスブレイクをする時の注意点とは?

アイスブレイクは、会議や研修のいい雰囲気作りに役立ちますが、注意点もありますので、見てみましょう。

目的を明確にする

アイスブレイクは、活発な意見交換を促すためといった目的を明確にして実施する必要があります。

 

アイスブレイクが盛り上がって、ゲームをしているようになってしまい、会議など本来の目的が実施されないのでは、本末転倒です。

 

アイスブレイクの実施前に、参加者に目的を説明しておくと、スムーズに進行しやすくなるでしょう。

時間を決める

アイスブレイクが長引いてしまわないように、短時間で行い、本来の目的へと意識を切り替えることが大切です。

 

そのためには、終了時間を決めて、事前に伝えておくといいでしょう。

 

アイスブレイクは不要と思っている参加者がいるかもしれないので、その人たちへの配慮を欠かず、雰囲気づくりのきっかけであることに注意しましょう。

参加者や場面を見極める

重いテーマの会議、短時間の会議では、アイスブレイクが本題の妨げになる場合があります。

 

実施する前に、参加者や場面を見極める必要があります。

全員が参加できるテーマにする

一部の人にしかわからないテーマではなく、全員が参加できるテーマを選びましょう。

 

また、アイスブレイクの効果を高めるため、人数に合ったゲームを選択しましょう。

 

少人数の研修で大人数向けのアイスブレイクを選んでしまうなど、参加者に合わない内容では、本来の効果を発揮できなくなってしまいます。

 

また、参加者にとって分かりにくい題材ではないか、初対面でも盛り上がるかなど、参加者の構成についても検討したうえで内容を考えましょう。

会話の糸口になる

アイスブレイクは、ゲームではなく、会話につながるものである必要があります。

 

発言を通して、参加者の性格や個性、趣味などが分かるアイスブレイクをすると、相互理解のさらなる深まりにつながります。

研修・会議の前にやりたいアイスブレイク

アイスブレイクをする場合、具体的にはどんなことをすればいいのでしょうか。

 

ここでは、アイスブレイクの例をご紹介します。

積み木自己紹介

積み木自己紹介は、初対面の参加者が多い場面で有効なアイスブレイクです。

 

参加者にならんでもらい、一人ずつ自己紹介をしてもらいます。

 

一人の自己紹介が終わると、次の人は「〇〇出身のAさんの隣のBと申します」というように、前の人の自己紹介のコメントをしてから、自己紹介をします。

 

全員の名前が繰り返されるため、名前を覚えるのに役立ちます。

 

役職や趣味などを追加すると、参加者の人柄や立場を覚えれることになり、参加者同士が打ち解けるきっかけになるでしょう。

他己紹介

自分のことを、他人に紹介してもらうという形式のアイスブレイクです。

 

ペアになった相手にインタビューをすることで、初対面同士でも紹介できます。

 

インタビューでコミュニケーションをしながら、ペアになった相手について深く知ることができます。

 

他の人の発表を聞くことで、自己紹介とは違った印象で参加者のことを知ることができます。

GOOD&NEW

24時間以内に起きた良かったことや、新しい発見を短い時間で発表するというアイスブレイクです。

 

身近で前向きな内容であるため発言しやすく、楽しい雰囲気を作りやすいでしょう。

まとめ

アイスブレイクは、ゲームをすることで、会議や研修の場の雰囲気を良くするために使われる手法のことです。

 

参加者の顔ぶれや人数を確認し、どの方法が最適なのかを検討しましょう。

 

ですが、すぐに本題に入りたい会議や重いテーマの会議の場合は避けるなど、実施するときは、参加者や場面を見極める必要があります。

 

アイスブレイクを効果的に実施すれば、心理的安全性を高め、意見を交わしやすくする効果が期待できるでしょう。

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