コラム

バックキャスティングとは?フォアキャスティングとの違いやメリットなどを解説

2025.11.13

ビジネスシーンにおいても、未来の理想的な姿を想像し、逆算して現在の行動に落とし込むバックキャスティングが活用されるようになってきています。

 

今回は、バックキャスティングの概念や背景、ビジネスに取り入れるメリットなどについて解説します。

バックキャスティングとは

バックキャスティングとは、目標とする未来の姿を描いて、そこから「何をすべきなのか」を考える思考法のことです。

 

バックキャスティングは、現在の状況を前提にしないで、描きたい将来を定義するため、劇的な変化が求められる課題に対して有効とされています。

 

環境保護を目的として生み出された手法でしたが、最近、事業の分野で活用されるシーンが増えてきています。

 

バックキャスティングとフォアキャスティングの違い

バックキャスティングは、未来を起点にして、そこから逆算して「今、何をするべきなのか」を考えることです。

 

フォアキャスティングは、バックキャスティングと対になる思考で、「今」を起点とします。

 

フォアキャスティングは、現在の延長線上のビジネスの将来を描くことには役立ちますが、SDGsを活用した新しいビジネスを描くことは難しいと言えます。

 

2つの思考法に優劣はないため、両者の特徴を理解して、シーン別に使い分けると、実現したい未来の達成確率を上げることができます。

バックキャスティングが生まれた背景

バックキャスティングは、1970年代に環境問題をきっかけに生まれました。

 

その後、バックキャスティングは、エネルギー政策や環境問題で活用されましたが、2015年のSDGs採択で再び広く認知されるようになりました。

 

「2030年の世界は、このような状態にならなければならない。それに向けて具体的なやり方を探そう」とするのが、SDGsにおけるバックキャスティングです。

バックキャスティングのメリット

バックキャスティングのメリットを挙げてみましょう。

新たなアイディアが生まれる

バックキャスティングは、現状を度外視して未来を思い描くことです。

 

既成概念に縛られないため、新たなアイディアが生まれやすくなります。

 

利害関係や現状の課題を考慮しないで、理想の状態を描いて思考できるため、革新的なイノベーションのきっかけにもなるでしょう。

正解のない課題にアプローチできる

バックキャスティングは、明確な答えがない問題に対して、ビジョンを描きます。

 

ビジョンを実現するためのプロセスはたくさんあり、決まった答えがないので、正解のない問題にも柔軟に対応できます。

バックキャスティングのデメリット

今度は、バックキャスティングのデメリットを挙げてみましょう。

短期目標には向かない

自由な発想から生み出したアイデアが、現実離れしていて、短期的には実現できないことがあります。

 

描いた理想を実現するために、具体的なプロセスに落とし込めないと、プロジェクトが失敗することにもなりうるため、慎重に検討する必要があります。

 

短期目標を達成するには、これまでの実績や現状の課題をもとに着地点を予測するフォアキャスティングの方が向いています。

長期間モチベーションを維持しにくい

長期的なビジョンを実現するまでに、進捗が思わしくなかったり、掲げたビジョンに疑問を感じることによって、従業員のモチベーションが低下する可能性があります。

 

ビジョンを描いた時に、モチベーション低下の課題を頭に入れておいて、その対処法を事前に準備しておくといいでしょう。

バックキャスティングを行う方法

バックキャスティングはどのように実践すればいいのか、以下で見ていきましょう。

未来のあるべき姿を明確にする

「いつ・どのような姿になりたいのか」、理想の未来を明確にしましょう。

 

実現可能性を考えず、ビジョンやゴールを決めたら、次のステップへ進みましょう。

課題と可能性を洗い出す

課題と可能性を洗い出しましょう。

 

課題を洗い出す時は、「資金が足りないのか」、「人材不足なのか」など、多くの課題を洗い出す必要がありまっす。

 

可能性を洗い出す時は、自社の可能性や他社が持っている可能性、パートナーシップを締結することで生まれる可能性といった、さまざまな可能性を検討することが重要です。

必要なアクションを洗い出す

必要なアクションを決めましょう。

 

アクションを洗い出す時は、実現可能性を気にしないで、できるだけ多くのアクションを挙げることが大切です。

 

アクションを出したら、アクション別に分類して、足りないアクションを検討しましょう。

シナリオの構成を作成する

必要なアクションを洗い出したら、それぞれのアクションを時間軸に沿って整理しましょう。

 

そうすることで、足りていないアクションを発見することもできるでしょう。

 

全体のアクションプランが見えてきたら、メンバーと共有して、実践しましょう。

まとめ

バックキャスティングは、目標やビジョンを設定して、それに向けた行動計画を立てる手法です。

 

企業を取り巻く環境が変化し、未来の予測が困難な現代に効果を発揮する考え方と言えます。

 

バックキャスティングを、自社の目標達成の手法として役立ててください。

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