雇用や研修についてのよくある疑問と回答
2025.09.30
お仕事を始めるにあたって、雇用形態や社内研修のことで疑問を感じる方もいるでしょう。
今回は、雇用や研修についてのよくある疑問と回答をご紹介します。
会社での3つの雇用形態
会社で働くといっても、さまざまな雇用形態がありますが、ここでは、正社員・契約社員・アルバイトやパートの働き方について見ていきましょう。
正社員
正社員は、法律上の定義はありませんが、雇用期間を定めずに企業に直接雇用される従業員のことです。
正規雇用とも呼ばれています。
一般的に、正社員は、フルタイムで働くことが多いです。
また、正社員は、キャリアアップをしたい人や安定を求める人が選ぶ雇用形態というイメージがあります。
契約社員
契約社員は、法律上の定義はありませんが、労働契約法に基づき雇用期間に定めのある有期労働契約を結んだ労働者のことです。
契約社員は法律で定められた名称ではないので、会社によって、準社員や限定社員、期間社員、臨時社員、嘱託社員、非常勤、期間工などのように、呼び方が異なることがあります。
労働基準法に、有期労働契約の期間は、原則、最長3年と定められています。
したがって、企業が提示する契約期間は長くて3年ですが、1年の労働契約を結んで、1年ごとに契約の更新や終了を判断する企業が多くあります。
「高度な専門的知識等を必要とする業務に就く者」と「満60歳以上の者」は、最長5年の有期労働契約を締結できることもあります。
企業と労働者の合意で、契約を更新した場合、新たな契約期間で雇用が継続します。
ですが、契約を更新しないで契約終了となったら、退職の扱いになります。
パートとアルバイト
アルバイトとパートは、法律上の区別がなく、どちらも、パートタイム労働者に区分されます。
パートタイム労働者とは、事業所で働く正社員より、1週間の所定労働時間が短い労働者のことです。
アルバイトは、学生や卒業して間もないフリーターなどの若者が、一時的な収入を得るために働くことです。
一方、パートとは、正社員として働くことが難しい主婦や主夫が短時間働くことです。
語源は、短時間労働者を意味する英語のpart timer(パートタイマー)です。
パートとアルバイトは、どちらが得という差はありません。
研修期間と試用期間の違いとは?
試用期間とは、事業主が正式な採用通知を出す前に、応募者の能力や仕事の適正などを見極めるために設けている期間のことです。
1~3か月くらいが目安とされています。
一方、研修期間は、自分がスキルを身に付ける期間のため、通常業務をするための教育期間のことです。
研修期間と試用期間の大きな違いは、通常業務をするかどうかです。
新卒採用の場合、社会人として必要なスキルを学んでもらうために研修期間が設けられています。
一方、中途採用の場合、経験やスキルがあることを前提に採用するので、研修期間を設けないことがあります。
企業によっては、試用期間と研修期間を兼ねて、一人で業務遂行できるようにするための育成期間として設定されることもあります。
休日に研修を受けたら、お給料はもらえるの?
参加が、強制されているか、任意となっているかによって、お給料が支払われるかが異なります。
仕事に必要な知識や資格を習得するための研修であれば、お給料が支払われるケースが多いです。
ですが、任意の研修の場合、お給料が支払われるかは、会社によります。
研修期間に期間の決まりはあるの?
研修期間をどれくらいの期間にするかは、法律で決められておらず、企業が設定します。
一般的に、2週間~1か月が多いでしょう。
とはいっても、研修期間は、従業員が本格的に仕事ができるように指導する期間のため、業務内容や勤務ペースによって、研修期間は異なるでしょう。
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