コラム

テレワークのオンボーディングとは?メリットや新人育成の成功ポイントを解説

2025.09.17

「オンボーディングを実施したいけど、何をすればいいのかわからない…」とお悩みの担当の方も少なくないようです。

 

オンボーディングを行うと、新入社員の早期離職を防げるなど、さまざまなメリットがあります。

 

今回は、オンボーディングのメリットや新人育成の成功ポイントを解説します。

オンボーディングとは

オンボーディングとは、自社の新入社員が、早くなじめるようにサポートする取り組みのことです。

 

新入社員が早くルールや社風に慣れることができると、早期離職を防げる可能性があるのです。

 

また、新入社員の成長スピードを高める効果も期待できるため、積極的に実践することが望ましいです。

オンボーディングを実施するメリット

オンボーディングを実施するメリットを挙げてみましょう。

コストを削減できる

企業が一人の従業員にかけるコストは、増加しています。

 

入社予定者1人あたりの採用費平均は53.4万円で、内定後にかかる費用平均は61.0万円でした。(「2018年卒マイナビ企業新卒内定状況調査」参照)

 

そのため、従業員が早期離職をすると、採用にかかるコストが無駄になってしまいます。

 

ですが、オンボーディングを実施すると、離職率を低下させて、大幅なコスト削減ができます。

生産性が向上する

オンボーディングを効果的に実施できると、新入社員がパフォーマンスを発揮するまでの期間を短縮できます。

 

そのため、早く戦力として企業の業績に貢献でき、管理職も本来の仕事に集中できるため、生産性を向上させることができます。

従業員満足度が上がる

従業員満足度が上がることも、メリットの一つです。

 

従業員満足度とは、仕事に対するやりがい、人事評価や福利厚生に対する従業員の満足度のことです

 

従業員満足度が上がることによって、自社商品やサービスをより知ってほしいという気持ちが出てきて、商品やサービスの質が上がったり、改善に積極的に取り組むようになります。

オンボーディングを実施するデメリット

今度は、オンボーディングを実施するデメリットを挙げてみましょう。

新入社員の悩みに気づかないことがある

対面で仕事をすると、上司は、新入社員の行動や表情から、仕事に問題が生じてないかや困っているないかを気づきやすいです。

 

ですが、テレワークで仕事をすると、新入社員の姿が見えないため、現状を把握できず、フォローのタイミングを逃す可能性があります。

コミュニケーションの機会が不足する

テレワークをすると、コミュニケーションの機会が減るため、新入社員は、相談できず悩みを抱え込んでしまうことがあります。

 

悩みながら仕事をすると、仕事に慣れず、不安や不満を抱いてしまい、早期離職につながってしまうおそれがあります。

オンボーディングを実施する時のポイント

ここでは、オンボーディングを実施する時のポイントを見ていきましょう。

サポート環境を整える

サポート環境を整えておきましょう。

 

ですが、特定の部署だけサポートをしてしまうと、他の部署の新入社員が疑問や不安を言うことができず、オンボーディングの効果がなくなってしまいます。

 

そのため、部署間のつながりを意識しながらサポート環境を整えましょう。

細かく分けて目標を設定する

新入社員に成功体験を積ませるために、目標を細かく分けて設定しましょう。

 

目標に対する実績を振り返って、上司が適切なフィードバックをするといいでしょう。

定期的に面談をする

定期的に面談をして、新入社員と認識をすり合わせましょう。

 

社員の成長や今後の期待値を伝えると、入社後のギャップを解消したり、モチベーションが上がります。

 

また、年齢や職級が近い従業員をサポート役とするメンター制度や、管理職と1対1で面談する1on1ミーティングを実施するのもいいでしょう。

コミュニケーションをしやすい環境を作る

スムーズにコミュニケーションが取れる環境を作りましょう。

 

テレワークをしていても、円滑にコミュニケーションが促進できるツールを導入すれば、オンボーディングの環境を実現できます。

まとめ

オンボーディングは、従業員の離職防止やコスト削減など、さまざまなメリットがあるので、積極的に進めていくべき施策と言えます。

 

オンボーディングを効果的に進めていくために、新入社員だけでなく、既存社員も協力して、能力を発揮できる環境を作っていきましょう。

コストを抑えて、自宅住所を知られずに都心一等地住所を使って仕事をしたい方におすすめのバーチャルオフィス「ブルーム」

事業を始める際に、オフィスが必要な場合、バーチャルオフィスを利用すると、コストをかけずに住所を借りることができます。

 

バーチャルオフィスは、日本全国にありますが、東京のバーチャルオフィスを利用すると、顧客からの信頼が高まるでしょう。

 

数ある東京のバーチャルオフィスの中でも、おすすめなのはブルームです。

 

ブルームでは、月額300円~という手頃な料金で充実したサービスを提供しています。

 

また、ブルームは、即日契約ができるので、バーチャルオフィスを検討されている方は申し込んでみましょう。

一覧を見る