コラム

営業業務を効率化する方法とは?

2023.03.21

テレワークの拡大で、取引先への訪問の見直しが迫られています。

 

会社の売上を上げるためには、営業効率化を図ることが重要です。

 

早急に営業体制の見直しを行い、営業効率化を目指しましょう。

営業業務の効率化を図るべき理由とは?

さて、営業業務の効率化には手間がかかりますが、手間をかけてでも効率化を図るべき理由が3つあります。

売上を増加させられるから

一般的に、売上は顧客数と客単価で計算されるため、売上を伸ばすためには顧客数を増やすか客単価を高くする必要があります。

 

営業業務の効率化で時間を削減すると、一日にアプローチできる見込顧客数が増加します。

 

そして、より多くの新規顧客を獲得できるようになるため、売上を増加させられるのです。

営業担当者の負担を軽減できるから

営業担当者の業務には、外回り営業から、契約書や見積書の作成といった事務作業などいろいろあります。

 

一日のうちに事務作業をして、長時間の外回り営業をするとなると、営業担当者には相当な負担がかかるので、効率化によってそれらの時間を減らすことができれば、疲労やストレスを軽減できます。

 

営業の質を向上させられるから

効率化によって営業業務にかかる時間を削減できれば、他の業務に使える時間が増え、新たに増えた時間を顧客の課題を見つけることやヒアリングの方法の改善に費やすことが可能になります。

 

そのため、営業業務の効率化で新たに時間を作れれば、ひいては顧客満足度の向上にもつながります。

 

営業担当者の業務には無駄が生じやすく、テレワーク推進のような働き方の変化において、これまでの営業活動を見直していかなければいけません。

 

営業活動効率化ツールとは?

変化を実現させるためには、ツールの積極活用が有効になりますので、一般的な営業活動効率化ツールを紹介します。

 

SFA/CRM

SFAとは、Sales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)の略で、営業支援システムを意味します。

 

SFAの導入により、これまで担当者の勘や経験、資質に頼ってきた業務内容を、誰しもがわかりやすく把握できます。

 

属人的になりがちな営業活動の見える化や、新入社員、異動者の育成にも有益です。

 

CRMとは、Customer Relationship Management(カスタマー・リレーションシップ・マネージメント)」の略で、「顧客関係管理」を意味します。

 

これまで営業やマーケティング部門などが個別に管理してきた顧客情報を、一元的に管理できるようになり、すばやい顧客対応につながるため、売上の向上が可能です。

Web会議システム

Web会議システムとは、インターネット回線を使用することで、物理的な距離に関係なくコミュニケーションがおこなえるシステムのことです。

 

国内外を問わず、音声・映像の送受信ができ、同時並行でテキストによるやりとりやファイルの受け渡しもできます。

 

双方が社内にいなくてもコミュニケーションが成立するため、営業活動の効率化だけではなく、いわゆる働き方改革の実現には必須のツールいえます。

ビジネスチャット

ビジネスチャットとは、ビジネスに特化したチャットツールを指します。

 

チャット形式でメッセージがやりとりできるだけでなく、Web会議システムと同じように、音声会議やファイルの送受信が可能なサービスもあります。

 

社内の手軽な打ち合わせだけでなく、営業活動など、仕事で必要なコミュニケーションをすべて実現できます。

 

目的に応じたグループチャットを複数設置することで、特定の社員や顧客とのやりとりを整理し保存することもできます。

 

ビジネスチャットは電話やメールなど従来のコミュニケーション手段と比較し、手軽で効率的な情報共有ができることが特長です。

 

コミュニケーションをとる場面の多い営業担当者の業務は、飛躍的に効率化することが期待できます。

まとめ

これまでみてきたように、営業効率化にはツールの活用が必須といえるでしょう。

 

営業効率化ツールを利用することで、直接移動する時間や手間が削減され余裕を持って仕事に取り組むことができます。

 

営業支援ツールなどの専門ツールだけでなく、遠隔でやりとりができるWeb会議システムや気軽なコミュニケーションや情報共有がおこなえるビジネスチャットなどのコミュニケーションツールの利用から検討してみるといいかもしれません。

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