リモート面接のメリットとデメリットについて
2023.03.20
リモート面接とは、採用活動で、従来の対面で行っていた面接ではなく、企業と応募者が、パソコンやスマホといったデバイスを使用して、Web会議ツールを使ってオンラインで実施する面接のことです。
新型コロナウイルス感染症の流行でテレワークが普及して、リモート面接を導入する企業が増えました。
今回は、多くの企業が実施しているリモート面接のメリットや進め方などについて解説します。
リモート面接のメリットとは？
まず、リモート面接のメリットについて見てみましょう。
リモート面接では、機器の準備やコミュニケーションコストなど、対面面接よりも気を使わなければいけない点がありますが、たくさんのメリットがあります。
ネット環境とビデオ通話ができるデバイスさえあれば、いつでもどこでも面接に参加できる
リモート面接は、インターネット環境とビデオ通話ができる機器があれば、いつでもどこでも面接に参加できます。
対面面接では、応募者が応募先の企業に行っていました。
ですが、リモート面接では、移動のための交通費や移動時間が必要ないため、面接に参加しやすくなります。
また、面接を実施する企業も、面接会場を準備する手間が省けます。
個別面接や集団面接ができる
リモート面接は、1対1の個別面接だけでなく、複数人が参加する集団面接もできます。
対面面接と違って、場所や時間を問わず参加できるので、複数人が参加する場合でも予定が合わせやすいことがメリットです。
また、全参加者を収容できる会場の準備が不要なのも、メリットでしょう。
トラブルが発生しても採用活動を継続できる
面接当日に交通機関にトラブルが発生したり、感染症の流行が懸念されたりする場合でも、リモート面接なら、応募者は面接に参加できます。
企業にとっても多くの優秀な人材と出会えるチャンスが増えるため、メリットが大きいです。
採用プロセスの効率化
対面面接では、面接日程の調整から会場準備、移動など、応募者も企業も手間や時間をかけて実施します。
ですが、リモート面接なら日程の調整がしやすく、インターネット環境とデバイスを用意すれば、移動する必要がないので、負担を大きく軽減できます。
また、リモート面接は録画できるので、面接に参加できなかった社内の担当者と共有することも可能です。
再度面接日を調整する必要がないため、採用の意思決定を迅速にすることができます。
採用に関して迅速に意思決定することは、求職者へのアピールになり、選考辞退者の引き止めにもつながります。
リモート面接のデメリットとは？
以上のように、リモート面接にはメリットが多いですが、デメリットもあります。
リモート面接にはどのようなデメリットがあるのかを見ていきましょう。
通信機器の不具合によってトラブルが発生しやすい
リモート面接を実施する際には、安定したインターネット環境が必要です。
というのも、インターネット環境が悪いと、画面が突然フリーズしたり、受け答えにタイムラグが発生したり、音声や画像にノイズが生じることがあるからです。
トラブルを修復するのに時間がかかると、応募者の集中力が低下してしまい、志望度が一気に下がってしまう恐れもあるので、トラブル発生時の対策を講じましょう。
コミュニケーションが難しい
オンラインでは、相手の反応がわかりづらいだけでなく、自分のことも伝えにくいという問題があります。
リモート面接においても、伝えたいことを簡潔にわかりやすい言葉で、丁寧に、はっきりと伝えることが大切です。
自分の経験について話す時に、人柄を垣間見ることができるようなエピソードを加えて、面接担当者に人柄が伝わるようにしてみるといいでしょう。
リモート面接の進め方
では、リモート面接はどのように進めるのについて、解説します。
面接前 連絡先をひかえておく
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ネットワークの調子が悪くなり、面接が中断される場合に備えて、緊急時に連絡する会社の電話番号などを手元に控えておきましょう。
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面接中
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挨拶
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対面面接と同様、最初の挨拶は大切ですので、はっきりとフルネームで自身の名前を伝えましょう。
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話し方・表情
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相手ときちんとコミュニケーションが取れるように注意しながら会話しましょう。
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リモート面接では、対面で話す時よりもはっきりゆっくり話すことを心がけましょう。相手にきちんと伝わっているか、反応を確認しながら話すのがおすすめです。
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面接終了後
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面接が終わると、企業が
「何か質問はありますか？」と質問されることがよくあります。
事前に質問したいことを考えておいて、入社意欲を伝えましょう。
すべて終了したら、面接のお礼を述べてミーティングを退室します。
まとめ
リモート面接は、応募者と企業がオンライン上で行う面接です。
従来の対面面接と違って、場所や時間が制限されないため、効率よく採用活動を進められます。
ですが、通信機器のトラブルや、コミュニケーションが取りにくいなど、デメリットもあるため注意して実施しましょう。
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