コラム

インナーコミュニケーションとは?メリットや活性化させる方法について解説

2025.01.06

インナーコミュニケーションという言葉をご存じでしょうか。

 

テレワークを導入して、従業員同士が顔を合わせることが少なくなったことから、企業でインナーコミュニケーションの重要性が叫ばれています。

 

今回は、インナーコミュニケーションが重要な理由やメリットなどについて解説します。

 

 

インナーコミュニケーションとは

インナーコミュニケーションとは、全従業員が企業と共通の目的意識を持てるようにするために、メッセージを発信したり、従業員間でコミュニケーションを図ることです。

 

インターナルコミュニケーション、社内コミュニケーション、社内広報とも呼ばれています。

 

組織の一体感を醸成し、生産性を高めて、従業員の満足度を向上させるために、インナーコミュニケーションの重要性に注目が集まっています。

インナーコミュニケーションが重視される背景

インナーコミュニケーションが重視される背景を挙げてみましょう。

テレワークが普及している

テレワークが普及したため、従業員間のコミュニケーションが減ってしまっています。

 

テレワークでは、オフィス勤務時のように会話をすることはできません。

 

そのため、不安になって孤独感を抱くこともあるでしょう。

 

このような状況から、仕事でのコミュニケーションの重要性に気づく人が増えていて、対策しようと考えているのです。

終身雇用が崩壊した

終身雇用制度が崩壊したことも、インナーコミュニケーションが注目されている原因の一つです。

 

終身雇用制度が崩壊したことによって、従業員の入れ替わりが激しくなったため、コミュニケーションの重要度が高まっているのです。

 

例えば、新しい従業員が入ってくる機会が増えると、お互いに理解しなければいけなくなるでしょう。

ワークライフバランスが重視されている

ワークライフバランスを重視して、プライベートの時間を大切にする従業員が増えたことも要因の一つでしょう。

 

業務時間外に開催される職場の食事会などに参加する従業員が、若い世代を中心にが少なくなっています。

 

そのため、業務時間中にコミュニケーションを取ることが課題となっているのです。

インナーコミュニケーションを強化するメリット

インナーコミュニケーションを強化するメリットについて見てみましょう。

業務が効率化される

チーム内のコミュニケーションの質や量を向上させるために、インナーコミュニケーションをする企業が増えています。

 

例えば、従業員同士で情報やノウハウが共有されると、業務が効率化されます。

 

また、インナーコミュニケーションによって、気軽に話せると、従業員の心理的安全性が高まるので、仕事のパフォーマンスの向上が期待できます。

企業理念を浸透できる

インナーコミュニケーションをすると、企業理念を浸透できることが大きなメリットです。

 

経営陣からのメッセージ、社内広報活動や社内イベントなどを通して企業理念を共有すると、従業員が企業理念に触れる機会が増えます。

 

そのため、従業員が何のために仕事をするのかを把握して働けるため、仕事へのモチベーションの向上につながります。

離職率が低下する

離職率が低下するメリットもあります。

 

人間関係が理由で退職するケースは珍しくありません。

 

そのため、インナーコミュニケーションを強化して、従業員間の交流を促進すると、従業員の離職率低下につながるでしょう。

インナーコミュニケーションを活性化させる方法

インナーコミュニケーションを活性化させる方法をご紹介します。

社内イベント

社内イベントを開催するといいでしょう。

 

社内イベントには、社員旅行や運動会、創立記念パーティ、セミナー、ワークショップ、チームビルディングイベントなどがあります。

 

また、表彰式を開催すると、自分の成果が評価されるため、従業員のモチベーション向上が期待できます。

社内報

社内報は、企業の理念を従業員に伝えてコミュニケーションを作る手段として、従業員に配布されます。

 

社内報は、従来の冊子だけでなく、社内報アプリ、Webによる社内報、動画メッセージなどの方法もあります。

 

社内報の手段が多様化したため、企業の理念を従業員に伝達しやすくなったといえるでしょう。

社内SNS

社内SNSは、企業で使われる従業員同士のコミュニケーションツールのことです。

 

社内SNSを導入すると、従業員は、投稿やコメントをしたり、いいねなどのアクションによって、コミュニケーションができます。

 

そのため、従業員の交流が促進されて、親近感が湧いたり、情報の透明性が保たれます。

 

また、社内SNSは、従業員の意見やアイデアを収集するためにも活用されています。

1on1ミーティングをする

1on1ミーティングをするのもいいでしょう。

 

1on1ミーティングとは、上司と部下が1対1で話すミーティングです。

 

部下と直接コミュニケーションが取れるため、仕事の悩みを聞いたり、従業員の成長を促せるため、信頼関係を構築できます。

オフィス環境を整える

オフィス環境を整えることも大切です。

 

例えば、従業員の座席を固定しないで自由に席を選べる「フリーアドレス」などを導入すると、部署を超えたコミュニケーションができます。

 

そうすることによって、従業員同士の親近感や一体感を醸成しやすくなります。

まとめ

インナーコミュニケーションを活性化すると、従業員のモチベーションやパフォーマンスが向上したり、離職率の低下につながります。

 

企業のさらなる成長を図るために、インナーコミュニケーションを強化してみてください。

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