ビジネススキルとは?スキル一覧と身につける方法をご紹介
2024.12.23
ビジネススキルは、どんな仕事にも欠かせない能力であり、生涯学び続ける必要があります。
ですが、ビジネススキルが必要なことはわかっていても、どんなビジネススキルが必要なのかがよくわからない方は少なくないのではないでしょうか。
今回は、業務効率をさせるために、役立つビジネススキル一覧と身につける方法を解説します。
ビジネススキルとは
ビジネススキルとは、仕事に必要な知識や能力のことです。
ビジネススキルは、業務の遂行のための基本的なスキルから意思決定などに不可欠である高度なスキルまでが含まれます。
また、ビジネススキルは、業種や職種に関係なく活用できるため、ポータブルスキル(持ち運べるスキル)と言えます。
そのため、ビジネススキルをより多く習得しておくと、業務に生かせるだけでなく、キャリアアップにも役に立ちます。
ビジネススキルの種類
ビジネススキルは、3種類あります。
では、以下で挙げてみましょう。
テクニカルスキル
テクニカルスキルとは、業務をスムーズに遂行するために必要な専門的・技術的なスキルのことです。
業務遂行能力とも呼ばれます。
テクニカルスキルは、一般社員に重要なスキルです。
例えば、情報収集スキルや分析スキル、PC操作スキル、資料作成スキル、プログラミング言語の知識などが、テクニカルスキルに該当します。
ヒューマンスキル
ヒューマンスキルとは、関係者との良好な人間関係を築くために必要なスキルで、コミュニケーション能力やビジネスマナーのことです。
対人関係能力とも呼ばれます。
例えば、コーチングやコミュニケーションスキル、ファシリテーションスキル、プレゼンテーションスキル、リーダーシップ力などが挙げられます。
職位や役職を問わず求められるスキルですが、中堅社員にはファシリテーションスキル、管理職にはコーチングなど、ステージによって求められるスキルが違います。
コンセプチュアルスキル
コンセプチュアルスキルとは、物事を論理的に捉え、本質を見極めるために必要なスキルのことです。
概念化能力とも呼ばれます。
例えば、ロジカルシンキング、クリティカルシンキング、ラテラルシンキング、知的好奇心などが挙げられます。
コンセプチュアルスキルは、問題が発生した時にどのように解決するか、ビジネスを拡大するためにどうすればいいのかなど、複雑な事象の課題を解決するために必要となります。
コンセプチュアルスキルは、状況に応じた適切な判断をする際に必要となるため、管理職や経営陣に欠かせないスキルです。
ビジネススキル一覧:テクニカルスキル
テクニカルスキルとは、業務に必要な知識や技術のことです。
テクニカルスキルは、次の3つに分類できます。
汎用スキル
汎用スキルは、業種や職種に関係なく、幅広く活用できる能力であり、社会人として身につけておくべき基本的なスキルです。
テクニカルスキルのうち、汎用スキルに該当するものは、以下の通りです。
・パソコンスキル→パソコンを操作するためのスキル
・資料作成力→情報をわかりやすく伝えるための資料が作成できるスキル
・スケジュール管理力→時間を効率よく管理して、予定通りに業務を進めるスキル
・情報収集力→効率的で正確に情報を収集して分析するスキル
・語学力→外国語を理解して、正確に業務を遂行するスキル
専門スキル
専門スキルとは、業務遂行に必要とされる専門性の高い知識や技術のことで、一定の教育や訓練が必要になります。
専門スキルには、以下のものがあります。
・経理担当者→簿記や会計の知識
・営業担当者→自社の商品やサービスに関する知識
・プログラマー→プログラミングの知識
特化スキル
特化スキルは、専門スキルよりさらに高度で、狭い分野に特化した知識や技術のことです。
特化スキルは、経験や高度な訓練によって獲得できるため、その分野のエキスパートとしての地位を確立するのに役立ちます。
例えば、取得者が限られている国家資格を持つ、医師や弁護士の知識や技術が挙げられます。
高い市場価値を持ちますが、他分野への転用が難しいデメリットもあります。
ビジネススキル一覧:ヒューマンスキル
ヒューマンスキルは、対人関係に必要なスキルです。
ヒューマンスキルの例は、以下の通りです。
コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルは、円滑に仕事をするのに必要不可欠なスキルです。
例えば、相手にわかりやすく説明したり、相手の話を正しく汲み取ることといったことが該当します。
コミュニケーションスキルが高いと、情報共有や問題提起がしやすくなり、組織における目標達成やの業務改善の実現につながりやすくなります。
プレゼンテーションスキル
プレゼンテーションスキルとは、必要な情報を整理して、相手にわかりやすく的確に伝えるスキルのことです。
パワーポイントを使って説明できるということではなく、図表やデータなどを活用して、論理的で客観的に物事を説明できる能力のことです。
新企画の提案や商品説明にも有用なスキルです。
交渉スキル
交渉スキルとは、社内外での合意形成や取引先との調整などの交渉をするスキルのことです。
交渉スキルは、自分の主張を伝えるだけでなく、相手のメリットのために提案したり、相手の理解と納得を高めるための説得力も必要とされます。
ヒアリングスキル
ヒアリングスキルとは、相手の話を聞くことではなく、立場や背景、価値観などを汲んで、意見を正しく理解するスキルのことです。
相手の言葉を正確に聞き取るだけでなく、表情や態度を読み取って、相手の気持ちや考えに寄り添い、深く理解する能力です。
コーチングスキル
コーチングスキルとは、相手の考えや意見を引き出して、自分で答えを見つけれるように導くスキルのことです。
コーチングは、相手の自主性や思考力などを高めて、個人や組織の潜在的な能力を最大化する目的があります。
そのため、管理職や人材育成担当者に必須のスキルです。
ビジネススキル一覧:コンセプチュアルスキル
コンセプチュアルスキルは、経営者や管理職に必要なスキルです。
主なコンセプチュアルスキルを以下で挙げてみましょう。
ロジカルシンキング
ロジカルシンキングとは、問題を論理的に捉えて、合理的な解決策を導き出すスキルのことです。
物事の本質を掴みやすくなるため、提案、教育、問題解決などで必要とされます。
クリティカルシンキング
クリティカルシンキングとは、情報を批判的で多角的に捉えて、適切な判断を下すスキルのことです。
批判するだけでなく、既存の常識や慣習などが正しいのかを疑って、物事を深く掘り下げて考えることです。
そのため、問題の本質を見抜いたり、今までにないアイデアを創出することができます。
ラテラルシンキング
ラテラルシンキングとは、常識や固定観念にとらわれないで、新しい視点で創造的なアイデアを生み出すスキルのことです。
物事の前提条件を取り除いて、常識や慣習などを気にしないで思考を広げていくことが、クリティカルシンキングと異なる点です。
結論がすぐに出たり、画期的なアイデアが創造できるメリットがあります。
多面的視野
多面的視野とは、さまざまな角度から状況を分析して、多様なアプローチで問題解決を図るスキルのことです。
例えば、経営者は、物事を判断する時に、組織を運営する事業者の視点、顧客の視点、従業員の視点を考慮しなければいけません。
異なる立場から考察することによって、新しいアイデアを生み出したり、重要な課題を発見することができます。
ビジネススキルを身につける方法
ビジネススキルを身につける方法をご紹介します。
キャリアプランに沿って目標を設定する
キャリアプランに沿って目標設定をしましょう。
目標がないままにビジネススキルを身につけても、身につけたスキルをキャリアプランで活かすことができないからです。
また、役職や職種によって、必要なスキルが異なるため、自分がどのようなスキルを身につけるべきかを見極めることが大切です。
セミナーや研修に参加する
モチベーションを高めるために、セミナーや研修に参加することもおすすめです。
セミナーや研修で学んだことを実践して、スキルを習得しましょう。
資格を取る
組織や上司から評価されやすくなるため、資格を取得するのもいいでしょう。
資格を取得するには、継続して学習しなけれないけないため、モチベーションを維持する工夫をしましょう。
まとめ
ビジネススキルは、職種を問わず、ビジネスで活用するスキルのことです。
変化が激しい現代では、トレンドや最新の業界知識に則ったビジネススキルを身につけることが必要となるため、継続的に学び続けることが大切と言えるでしょう。
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