コラム

テレワークで集中するためには?

2023.03.09

2019年の働き方改革と2020年の新型コロナウイルスの流行によって、テレワークがずいぶん普及しました。

 

ですが、テレワークを始めたのに、仕事に集中できないという声をよく耳にします。

 

確かに、家の中は、お菓子やTVなど誘惑がたくさんあり、仕事中に家族から話しかけられることもあります。

 

オフィスと違って、上司がいないので、気持ちが緩んでしまいがちです。

 

そんな状況では、オフィスでしていた仕事を、家でも同じように効率よくこなせるかというと、なかなか難しいです。

 

今回は、テレワークで仕事に集中できないと悩んでいるテレワーカーの方のために、自宅で集中して仕事をするためのコツをご紹介します。

テレワークとは?

テレワークは、ICT を活用して、会社以外の場所で仕事をする柔軟な働き方の取り組みです。

 

働く場所によって、「在宅勤務」、「モバイルワーク」、「サテライトオフィス勤務」の3種に分類されます。

 

オフィスに出社しないことで、通勤ストレスを削減したり、仕事と家庭が両立しやすくなるといったメリットがあります。

 

いつ起こるかわからない自然災害や感染症流行の発生にそなえて、テレワークで業務が行える環境を整えておくことは重要です。

 

なぜテレワークで仕事に集中できないのか?

なぜ、テレワークをすると、仕事に集中できないのでしょうか。

 

在宅勤務であるということが主な理由です。

 

では、テレワークで仕事に集中できない理由について見てみましょう。

仕事とプライベートと混同してしまう

1番の原因は、プライベートと混同してしまうことです。

 

テレワークは働き方として、大きく分けて3種類あります。

 

・自宅で仕事

・カフェなどで作業するモバイルワーク

・コワーキングスペースなどで働くサテライトワーク

 

上記の中で、自宅で仕事をしている人が1番多いのではないでしょうか。

 

自宅で仕事をすると、どうしても仕事とプライベートと混同しがちになります。

 

自宅は、居心地のいい空間ですので、自宅で仕事をすると、ついつい気が緩んでしまい、仕事の生産性が落ちてしまう場合があります。

自分以外に誰もいない

テレワークは、基本的に自宅で仕事をするので、上司など他の従業員がいません。

 

誰もいない空間になると、人は気が緩んでしまいます。

 

上司の目がないことによって、プレッシャーがなくなるので、仕事さえすればいいと思ってしまい、気が緩んで、集中力が途切れやすくなります。

家族がいる

テレワークでは、家族との生活でも、問題が生じてしまうことがあります。

 

逆に、家族がテレワークになる場合もあります。

 

そうなると、下記のような問題が出てきます。

 

・仕事場の確保

・家事の分担

・子供世話は誰がするのか

・テレビ会議はどこでするのか

 

小さい子供がいると、誰が面倒を見るかが問題になります。

 

両親が在宅勤務の場合、保育園で子供を預かることができないケースがあり、どちらかが仕事中に子供の面倒を見る必要があります。

 

在宅勤務になったら、誰がどの家事をするのかなどについて、家庭でのルールを作る必要があるでしょう。

オンとオフを切り替えて仕事に集中する方法とは?

では、テレワークでどうすれば集中力を切らさずに仕事ができるのでしょうか。

 

テレワークを集中して行うためのコツを見ていきましょう。

 

時間を区切って作業をする

仕事をできるだけ細かいタスクに分割し、一日のタイムテーブルに落とし込むようにしましょう。

 

作成したタイムテーブルは、目につくところに貼っておくのがおすすめです。

 

時間設定を設けるろ、メリハリをつけて仕事をこなすことができます。

 

自宅に仕事ができる環境があると、就業時間後も作業を続けてしまい、長時間労働になってしまいがちですので、休憩も含めてしっかりタイムマネジメントを行うようにしましょう。

家庭での役割を決める

テレワークになると、自宅が仕事場となることが多いです。

 

家族がいる場合は、テレワーク時のルールや役割を決めておきましょう。

 

役割やルールを決めることで、仕事や家庭内でトラブルが発生した時もスムーズに対処できます。

出勤時の服に着替えて、気持ちを切り替える

自宅で仕事をする際に、部屋着のままで、髪の毛なども整えずに仕事をしてしまうケースがよくあります。

 

ですが、オフィス出勤時の服に着替えて、身だしなみを整えると、気持ちにスイッチを入れることができます。

 

出勤時と同じように身だしなみを整えて、テレワークをするのがおすすめです。

 

リラックスできることも大切ですが、あえて襟付きのシャツを着たり、少しきちっとした髪型や化粧をするのもいいでしょう。

同僚と進捗を確認し合う

テレワーク時、同僚と仕事の進捗を確認し合うことも、方法の1つです。

 

テレワークで集中力が保てないのは、周囲に人がおらず、コミュニケーションが取れないことが原因の1つです。

 

同僚や先輩と密に連絡を取ると、仕事のモチベーションも上がるでしょう。

 

仕事の進捗度の競走もいいかもしれません。

 

テレワーク時の問題として、孤独になってしまうことも問題の1つです。

 

集中力だけでなく楽しく仕事をする上で、他の人と密に連絡を取り合うのもいいでしょう。

ポモドーロ・テクニックの活用

自分でタイムマネジメントするのが難しい場合は、ポモドーロ・テクニックと呼ばれる時間管理術にトライしてみましょう。

 

「25分の作業+5分の休憩」を1セットとして、これを繰り返します。

 

ポイントは、25分間でタスクが終了していなくても、強制的に5分休憩を取ることです。

 

実際にやってみると、25分は意外と短いということに気づくと思います。

 

このサイクルを繰り返すことで、切迫感をもって仕事に取り組むことができます。

休憩時間に昼寝をする

集中力が続かない時は少し眠い状態で仕事をしている時かもしれません。

 

そういうときは、休憩時間やランチタイムに、短時間の仮眠を取ることも大切です。

 

特に、昼食をとった後は眠くなり、仕事の生産性が落ちるため、お昼の休憩や仕事の合間に昼寝をするといいでしょう。

 

お昼休憩後に集中力が切れやすい人は、昼寝をしてみてはどうでしょうか。

集中できる音楽を流す

無音よりも音楽が流れている空間のほうが集中できるという方は、お気に入りの音楽を流してもいいでしょう。

 

一般的には、クラシック音楽が良いと言われますが、集中力を高める音楽は人によって違います。

 

ヒーリングミュージックや川のせせらぎなどの自然の音など、いろいろな音楽や音がありますので、自分に合った音楽を流すのも1つの方法です。

オフィスと同じ環境を整える

テレワークをするデスクは、オフィスと同じ環境に整えておくとより良いでしょう。

 

趣味のものは、卓上から片付けて、ペン立てや卓上カレンダー、タスクリストなどを設置するなど、視覚から仕事モードに入りやすい環境を整えましょう。

まとめ

テレワークで集中できないことは、誰でも起こりうる問題です。

 

ですから、あらかじめ仕事に集中できる環境を整備しておくことが重要です。

 

上記の対策を事前にしておけば、集中力が無いという人でもテレワークをすることができるでしょう。

 

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