コラム

ネットショップオーナー向けにおすすめの銀行口座について解説

2024.01.16

ネットショップを開業する際に、銀行口座を開設する必要があります。

 

ですが、都銀などのメガバンクでは、ネットショップオーナーに口座開設を許可しないことがあります。

 

今回は、ネットショップ開業を検討している方におすすめの銀行口座をご紹介します。

ネットショップオーナーにおすすめの銀行口座

では、早速、ネットショップオーナーにおすすめの銀行口座をご紹介します。

GMOあおぞら銀行

GMOあおぞら銀行は、ネットショップオーナーにおすすめの銀行です。

 

手数料が一番安い点が、おすすめ理由です。(2023年12月現在)

 

GMOあおぞら銀行宛ての手数料は、無料で、他行宛てに振り込む場合、手数料は、一律145円(税込)/件なのです。

 

また、GMOあおぞらネット銀行は、屋号を使用することができる点もおすすめです。

 

氏名の前か、後ろに屋号をつけることができ、最大40文字まで使用できます。

 

GMOあおぞら銀行は、振込入金口座が無料で使えるというメリットがあります。

 

入金照合作業は、時間や手間がかかります。

 

ですが、GMOあおぞら銀行の振込入金口座は、注文ごとやお客様ごとに振込入金口座を割り当てられるため、入金データから注文やお客様を特定することができるのです。

 

また、GMOあおぞらネット銀行をネットショップの銀行口座におすすめする理由として、審査が通りやすいということが挙げられます。

 

審査が通りやすいというのは、審査基準が甘いのではなく、必要書類が多くて詳しく審査されるという意味です。

paypay銀行

paypay銀行も、ネットショップオーナーにおすすめの銀行口座です。

 

paypay銀行の口座を持っていると、以下のメリットがあります。

 

・ヤフオクの入金手数料が無料になる

・屋号入り口座が作れる

・paypayフリマの入金手数料が無料になる

・creemaの入金手数料が低価格の55円

・iichiの入金手数料が低価格の55円

 

ヤフオクなど、Yahoo!系列のサービス特典がたくさんあります。

 

Yahoo!ショッピングやヤフオクに出店をしたい方は、paypay銀行の口座を持っておくといいでしょう。

 

個人事業主は、「屋号+個人名」』で銀行口座を開設することができるため、ネットショップのオーナーの利用が多いです。

 

また、与信審査がないことや、決裁書を提出する必要がない点も大きな魅力と言えるでしょう。

楽天銀行

楽天銀行も、ネットショップオーナーににおすすめの銀行口座の1つです。

 

楽天銀行のメリットを以下に挙げてみましょう。

 

・振込手数料が安い

・楽天ポイントがたまる

・入金のメール通知機能付き

・簡単に口座開設ができる

 

楽天市場やBUYMAに出店を考えている方に、おすすめの銀行口座です。

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行も、ネットショップオーナーにおすすめな銀行です。

 

住信SBIネット銀行のメリットを以下で見てみましょう。

 

・他行宛ての振込手数料が145円

・個人事業主が法人口座を開設できる

・無担保・審査なしで借入できる融資制度がある

ゆうちょ銀行

ネットショップオーナーにおすすめの銀行口座として、ゆうちょ銀行があります。

 

ゆうちょ銀行は、メインバンクのように、スムーズにやり取りできることがメリットです。

 

ゆうちょ銀行のネットバンキングサービスである、ゆうちょダイレクトを利用すれば、屋号入り口座を開設することができます。

ネットショップ事業に専用銀行口座が必要な理由

では、なぜネットショップ事業に専用銀行口座が必要なのでしょうか。

 

その理由を以下で見てみましょう。

入出金を把握できる

入出金が把握できることが、ネットショップ事業の専用銀行口座が必要な理由です。

 

ネットショップを始めると、入出金の帳簿をつけますが、個人口座を使ってしまうと、入出金が明確に把握できなくなってしまいます。

 

入出金の動きが分からず、お客様からの入金に気づかずにいて、商品の発送が遅れてしまうと、信用問題が起きてしまいます。

 

そのため、ネットショップ専用の銀行口座を開設し、個人の入出金とは別にお金を管理するようにしましょう。

確定申告の手間が省ける

確定申告の手間が省けることも、ネットショップ事業に専用銀行口座が必要な理由の1つです。

 

個人口座とネットショップの銀行口座を分けないと、確定申告をする時に、非常に手間と時間がかかってしまうからです。

信用が得られやすい

ビジネス上の信用が得られやすくなるため、ネットショップ事業に専用の銀行口座が必要な理由です。

 

ネットショッピングの振込名が、「ヤマダ タロウ」の場合と、「ブックストア 山田」の場合では、どちらの名義に安心感がありますか?

 

個人名の「ヤマダ タロウ」よりも、店舗名が記載されている「ブックストア 山田」の方が安心感があります。

 

ネットショップをする場合、消費者からの信頼感を得るために、屋号が利用できるネット銀行の口座を開設しましょう。

ネットショップ用の銀行口座を選ぶポイント

ここでは、ネットショップ用の銀行口座を選ぶポイントをご紹介します。

屋号がつけれる

屋号が設定できる銀行を選びましょう。

 

先ほど、上記でお伝えしましたように、振込名に屋号があると、消費者は、安心感を覚えます。

 

ですが、屋号の利用が不可の銀行があったりと、銀行によって、屋号の設定条件が異なります。

 

口座名義に、屋号だけを記載したいのか、氏名+屋号を記載したいのかなど、どうしたいのかを決めてから、銀行を選びましょう。

手数料が安い

手数料が安いことも、ネットショップ用の銀行口座を選ぶポイントです。

 

銀行振込をして、商品を購入するお客様がいますが、振込手数料は、お客様にとって、安いほうがいいでしょう。

 

同行間では振込手数料が無料になる銀行を利用するといいでしょう。

ネットで手続きができる

ネット上で手続きできることは、ネットショップ用の銀行口座を選ぶポイントです。

 

ネット銀行を利用すると、パソコンで入出金を管理でき、手間や時間を省けるため、便利です。

 

入金があると、メールで通知してくれるネット銀行もあります。

まとめ

今回は、ネットショップオーナー向けのおすすめ銀行口座についてご紹介しました。

 

入出金管理をしやすくし、顧客の信用を得るために、屋号がついた銀行口座を持っているほうが、事業を円滑に進めることができます。

 

屋号が持てる銀行を利用して、ネットショップを運営するといいでしょう。

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