コラム

オフィスでの好印象な会話に欠かせないフィラーとは?

2026.10.27

つい言葉に詰まってしまったときに、「えーと」「あのー」など、意味のない言葉を使ってしまうことはありませんか?

 

そのような言葉を、フィラーと言います。(英語:filler)

 

フィラーは、上手に使うことで会話をスムーズに進められますが、使いすぎると「自信がなさそう」「話が長い」とマイナスの印象を与えてしまうこともあります。

 

今回は、フィラーのメリットやデメリットなどについてご紹介します。

フィラーとは

フィラーとは、話をしているときに、無意識に発してしまう言葉のことです。

 

では、フィラーにはどのような種類があるのでしょうか。

 

以下で見ていきましょう。

「えーと」「あのー」「そのー」などの言葉

「えーと」「あのー」「そのー」といった言葉は、話す内容を考えている間に無意識に出てしまうフィラーです。

 

これらの言葉を使うことで、会話の間を自然につなぐことができます。

 

例えば、「えーと、昨日の会議の資料ですが…」と切り出すことで、次に話す内容を頭の中で考える時間を自然に稼ぐことができます。

 

また、「あのー、相談があるのですが…」と声をかけることで、相手に話しかけるタイミングを作ることもできるでしょう。

 

このように、「えーと」「あのー」「そのー」などの言葉は、会話の間をつなぐ便利な役割を持っています。

 

ですが、これらのフィラーを使いすぎると、話の要点が分かりにくくなったり、自分に自信がないという印象を与えてしまう原因にもなります。

「つまり」「要するに」などの言い換えの言葉

会話の中で「つまり」「要するに」といった言葉を使うと、これまでの話をまとめたり、相手に一番伝えたいポイントを強く印象づけることができます。

 

例えば、スケジュール調整の場面などで「つまり、今回の締め切りに間に合わせるためには、前倒しで作業を進める必要があるということですね」と話を整理すれば、話の要点を明確に伝えられます。

 

また、新しいアイデアを提案する場面でも、「要するに、この企画の最大のメリットは、コストを抑えながら集客力を高められる点なんです」と伝えることで、聞き手の心に残りやすくなるでしょう。

 

ですが、こうした言い換えの言葉を何度も繰り返してしまうと、かえって回りくどいという印象を与えてしまいます。

 

そのため、要点をまとめる必要がある場面で使うのがポイントです。

「ていうか」「みたいな」などの言葉

「ていうか」「みたいな」といった言葉は、親しみやすさやフランクな印象を与えるフィラーです。

 

友人同士のカジュアルな会話など、リラックスした雰囲気の場面でよく使われます。

 

例えば、週末の予定について話すときに「今度の休み、どこ行く? ていうか、焼肉が食べたい気分なんだけど!」と言えば、会話を盛り上げることができます。

 

また、お気に入りのカフェを紹介する場面でも、「あそこのコーヒー、めっちゃ香りが良くて落ち着くみたいな。今度一緒に行こうよ!」と声をかければ、相手を気軽に誘うことができるでしょう。

 

ですが、ビジネスの場や目上の人と話す場面で、こうしたくだけた表現を使うのは、失礼な印象を与えてしまうため注意が必要です。 

フィラーのメリット

フィラーは、会話の途中に挟まる意味を持たない言葉です。

 

そのため、「ただの無駄な口癖で、何の役にも立たないのでは…」とマイナスに思っている方も少なくありません。

 

ですが、実はこうした言葉には、円滑なコミュニケーションを支える大切な役割や隠れたメリットがあります。

 

会話をスムーズにするフィラーの魅力と、その具体的な効果や役割について、以下で見ていきましょう。

コミュニケーションをスムーズに進めることができる

フィラーは、実は日々のコミュニケーションをスムーズに進めるための頼もしいサポート役にもなってくれます。

 

具体的には、次のような場面で心地よい会話を生み出す手助けをしてくれます。

 

角を立てずに、言いにくいことを伝える

 

「あの、ちょっと切り出しにくいんですけど…」と最初にクッションを置くことで、相手が受ける心理的な負担やショックを優しく和らげることができます。

 

相手を気遣いながら、スムーズに本題へとつなげられるのが大きなメリットです。

 

臨場感をプラスして、話に引き込む

 

「そしたらね、信じられないような展開になって!」というように、語尾に「ね」などのフィラーを上手に添えると、話にぐっと生き生きとしたインパクトが生まれます。

 

聞き手もその場の情景をリアルに想像しやすくなり、一緒に体験しているような一体感を味わうことができます。

 

会話の流れを上手にコントロールする

 

「あ、すみません、ちょっと待ってくださいね」と挟むことで、話の展開を切り替えたり、会話をコントロールできる場合があります。

言葉を探している状況であることを相手に知らせることができる

人と話しているとき、パッと言葉が出てこず、頭の中が少し真っ白になってしまう瞬間はありませんか?

 

そんなとき、「えーと、その件についてなんですけどね…」とひと言フィラーを挟むことで、「今言葉を探していますよ」というサインを相手に自然に伝えることができます。

 

これにより、自分自身が落ち着いて考える時間ができ、相手も「もう少し待ってあげよう」と聞き役に徹しやすくなります。

 

もしここで完全に無言の沈黙が生まれてしまうと、その場の空気が急に重くなり、お互いに気まずい居心地の悪さを感じてしまうものですよね。

 

フィラーは、コミュニケーションを途切れさせないための大切なクッションの役割を果たしてくれているのです。

話している人の気持ちを知るヒントになる役割

実は、何気なく発せられるフィラーは、話している人の「本当の気持ち」や心理状態を読み取るヒントにもなってくれます。

 

例えば、言葉に詰まりながら「えーと…」と視線をそらしてしまうときは、少し後ろめたいことや、隠しておきたい本音があるサインかもしれません。

 

逆に、「あのね…」と柔らかなトーンで切り出すときは、相手を思いやり、角を立てないように気遣っている心が表れていることが多いものです。

 

このように、その場の空気感や相手の胸の内をそっと想像することができ、お互いの気持ちを察するための手がかりになります。

フィラーのデメリット

フィラーは会話をスムーズに進めるのに役立ちますが、使い方を間違えると逆効果になることもあります。

 

フィラーの使い過ぎによるデメリットについて、以下で見ていきましょう。

自信がないように見えたり、話す内容の準備が不十分だと思われたりする

会話の中で「えーと」「あのー」といったフィラーが頻繁に出てしまうと、聞き手には「自分に自信がないのかな」「きちんと準備をしてこなかったんだろうか」といった不安な印象を与えてしまうことがあります。

 

ビジネスの場面など、信頼関係が大切な場面でこうした頼りない印象を与えてしまうと、せっかくの提案や説明の説得力が薄れ、大切な信用を損ねてしまう原因にもなりかねません。

 

堂々と自信を持って話せるようになるためには、何よりも事前の入念な準備が欠かせません。

 

伝えたいことを十分に整理し、何度も声に出して練習を重ねておけば、本番でもフィラーに頼ることなく話せるようになるはずです。

使いすぎると話が長くなったり、要点が伝わりにくくなる

会話の中で、「えーと」「あの、そのですね…」といったフィラーがあまりにも続いてしまうと、話の全体像が長くなってしまい、本当に伝えたい部分がぼやけてしまいます。

 

これでは、聞き手もどこに注目していいのか迷ってしまいますよね。

 

もちろん、フィラーには会話をスムーズにつなぐ大切なクッションとしての側面もありますが、度が過ぎるとかえってマイナスに働いてしまうのが現実です。

 

とりわけビジネスの場面では、フィラーの多用によって話の全体像が見えづらくなり、肝心のメッセージが相手に届かなくなってしまう可能性があります。

 

大事な要件を伝える場面では、余計なつなぎ言葉を控え、できるだけシンプルに言葉を選ぶことが大切です。

プロとしての印象を損ねる可能性がある

フィラーの使い過ぎは、「プロとしての信頼感」を大きく損ねてしまう原因にもなります。

 

言葉のつなぎがあまりに多いと、どうしても「落ち着きがない」「何だか頼りない」という印象を相手に強く与えてしまうからです。

 

例えば、丁寧なおもてなしが求められる接客の現場で、スタッフの言葉の端々にフィラーがあふれていると、お客様は「本当にこの人に任せて大丈夫かな…」と余計な不安を感じてしまうかもしれません。

 

また、スムーズな受け答えができないことで、「経験が浅くて、十分な案内や説明をしてくれないのではないか」と、実力以上に頼りなく見られてしまうリスクもあるでしょう。

 

もちろん、気心の知れた友人との日常会話であれば、フィラーが混じってもそれほど気にされることはありません。

 

しかし、一歩ビジネスの場に立ったときは、無駄なつなぎ言葉を削ぎ落とし、プロフェッショナルらしい堂々とした話し方を意識することが大切です。

まとめ

「えー」「あのー」といったフィラーは誰にでもある話し癖です。

 

ですが、その役割やメリットを正しく理解すれば、コミュニケーションを優しく円滑につないでくれます。

 

リラックスした日常の会話では、適度なフィラーをクッションにして親しみやすい雰囲気を作り、ビジネスの場面や大切なプレゼンでは、しっかりと準備をして間を意識しながら堂々と話す。

 

そんなふうに、状況に合わせて使い分けることが何よりも大切です。

コストを抑えて、自宅住所を知られずに都心一等地住所を使って仕事をしたい方におすすめのバーチャルオフィス「ブルーム」

バーチャルオフィスとは、物理的なオフィスを利用しないで、事業用の住所だけを借りて、仕事をするためのサービスのことです。

 

具体的には、住所レンタル・郵便物転送、法人登記といったサービスを利用できます。

 

そのため、スタートアップ企業やフリーランスが事務所を持たずに、柔軟にビジネスを展開できるようになりました。

 

ブルームは、東京都新宿区西新宿の一等地住所をレンタルしているバーチャルオフィスです。

 

月額300円から西新宿の住所がレンタルできるため、オフィス費用を大幅に削減できます。

 

また、起業時の初期費用を抑えて、プライバシーを保護しながら仕事をしたい方にとって、ブルームは、利用する価値があるでしょう。

 

「自宅住所を公開しないでビジネスをしたい」「都心一等地の住所を借りてビジネスをしたい」というニーズを持っている方は、ブルームを利用して、コストをかけずに仕事をすることをおすすめします。

 

一覧を見る