退勤時の挨拶「お先に失礼します」と「お疲れ様です」、どっちを使ったらいい?
2026.10.03
仕事が終わって、退勤する時に、「お疲れ様です」と言うのか、「お先に失礼します」と言うのか、迷ったことのある方は少なくないようです。
実際、この挨拶の使い方を誤っている人は多くいます。
挨拶のしかたが間違っていると、印象が悪くなったり、失礼にあたることがあるので注意したほうがいいでしょう。
今回は、「お先に失礼します」と「お疲れ様です」の違いを、説明します。
「お疲れ様です」とは
まず、「お疲れ様です」という挨拶について見ていきましょう。
意味
「お疲れ様です」は、頑張って働いている相手に、「ありがとう」「ごくろうさま」という気持ちを伝えるための言葉です。
体力的な疲れだけでなく、普段の努力に対する敬意も含まれています。
使われるシチュエーション
「お疲れ様です」は、職場で顔を合わせた時、勤務中にすれ違った時、メールの挨拶文、退勤時のあいさつなどに使われます。
時間帯に関係なく使われている言葉です。
「お先に失礼します」とは
今度は、「お先に失礼します」という挨拶について見ていきましょう。
意味
「お先に失礼します」は、自分が退勤によって職場を離れる時に、まだ働いている人たちへの遠慮や気づかいの気持ちを表しています。
仕事中の同僚に対して「先に帰ることを申し訳なく思っています」という姿勢を伝える意味があります。
使われるシチュエーション
会社を退勤する時や、会議を途中で抜ける時、現場を一足先に離れる時などに使われます。
「お先に失礼します」を言うことによって、場の雰囲気をやわらげたり、周囲との関係を良好に保つきっかけになります。
上司や同僚など、誰に対しても使うことができる言葉です。
定時で上がる場合であっても、他のメンバーが残業している状況では、この一言がないと、印象が悪くなります。
「お先に失礼します」と「お疲れ様です」の基本的なルール
定時であっても、自分が先に退勤する場合は、まだ仕事をしている人に対して、「お先に失礼します」と言いましょう。
「お疲れ様です」と言ってしまうと、相手が不快に思ったり、悪い印象を与えてしまいます。
一方、見送る人(まだ仕事をしている人)は、「お疲れ様です(でした)」を使うのが適切です。
どうして帰る時に「お疲れ様です」と言うのは失礼になるの?
自分が先に退勤する時に、「お疲れ様です」というと、上から目線に聞こえてしまうという失礼にあたるため、止めたほうがいいでしょう。
特に、役職や年齢が下の人が、仕事をしている上司や先輩に対して、「お疲れ様です」と言って帰ると、相手をねぎらうというより、「自分はもう仕事が終わったけど、あなたは頑張ってね」と、自分が先に仕事を終えたことを誇示しているかのように受け取られてしまうことがあるからです。
また、「お疲れ様です」には、「他の人より先に帰る非礼を許してください」という意味合いがありませんので、配慮に欠けると感じる人もいるでしょう。
上司が電話をしている場合、退社の挨拶はどうすればいい?
上司が電話をしていて、直接声をかけられない場合、目が合ったら会釈をして退室するといいでしょう。
また、メールやチャットで、「本日はこれで失礼いたします」と一言添えると、丁寧な印象になります。
言葉がなくても気遣いが伝わるように、フォローすることが大切です。
まとめ
「お先に失礼します」、「お疲れ様です」という退勤時の挨拶は、使うシーンやニュアンスが異なります。
状況にあった適切な挨拶を心がけて、スムーズなコミュニケーションを取るようにしましょう。
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