3C分析とは?競合や市場の分析方法やポイントを解説
2025.12.24
以前は、品質のいいものを作れば売れましたが、昨今は、自社を取り巻く環境を分析して、マーケティング活動をすることが重要になってきています。
マーケティング戦略を策定する上で欠かせないフレームワークに、3C分析があります。
他のフレームワークと併用することで、自社の強みや弱み、特徴の分析を進められるため、取り入れている企業が多くあります。
今回は、3C分析について解説します。
3C分析とは
3C分析とは、企業を取り巻く環境を分析するフレームワークです。
読み方は、3C(さんしー、すりーしー)と呼ばれています。
「市場・顧客(Customer)」「競合(Competitor)」「自社(Company)」の3つの視点から分析をすることによって、自社の強みや弱み、市場機会、顧客ニーズなどを明確にするため、商品開発や経営戦略を練るマーケティングに活用されています。
それぞれの意味は、以下の通りです。
市場・顧客(Customer)
「なぜ、誰が、どのように自社の商品やサービスを購入するのか」という市場・顧客のニーズや購買行動の変化などを分析して、求められている価値を明確にします。
競合(Competitor)
「市場には、どのような競合が存在していて、どのような戦略で事業をしているのか」といった、 競合他社の強みや弱み、市場シェアなどを分析して、自社の市場でのポジションや競争力を把握します。
自社(Company)
自社の強みや弱み、資源、能力、ブランドイメージなどを分析して、自社が成功できる要因を把握します。
3C分析とSWOT分析の違いとは
3C分析は、顧客・市場のニーズを分析して、競合と自社を差別化できる価値を掘り下げます。
一方、SWOT分析は、変化する状況に対応できる方法を模索します。
顧客に価値を提供することを掘り下げるのか、環境の変化に対応する内容を掘り下げるのかという点に違いがあります。
SWOT分析は、3C分析の次に行う位置づけとなっています。
3C分析を使うタイミング
どのタイミングで3C分析を使うのかを、以下で挙げてみましょう。
新規事業の立ち上げ
新規事業を立ち上げる際に、3C分析を行います。
市場のニーズや競合の存在、自社の強みを分析して、勝てる市場や差別化ポイントを見つけることができます。
既存事業の戦略の見直し
既存事業の戦略を見直す際にも、3C分析を使います。
市場の変化や顧客ニーズの多様化に対応するために、3C分析をして、現状と課題を可視化して、新たな方向性を導き出します。
競合優位性の再構築
価格、品質、体験などの、どの点で、自社が競合よりも優位性を持てるかを客観的に把握するために、3C分析を行います。
市場が飽和している場合、競合との差別化できる点を明確にする必要があります。
3C分析のやり方:市場・顧客を分析する
市場・顧客を分析する際の3C分析のやり方について、見ていきましょう。
マクロ視点の分析にPEST分析を使う
まず初めに、市場や顧客の分析をしましょう。
自社のターゲットとなる顧客や市場などを分析する際に、「PEST分析」がよく使われています。
PEST分析は、企業や個人がコントロールできない外部要因のことです。
以下の4つの頭文字から取っています。
- Politics(政治):法規制の緩和、税制、政権交代など
- Economy(経済):国内の景気動向、為替、株価、原油価格、GDPなど
- Society(社会):トレンド、少子高齢化の傾向、世論など
- Technology(技術):テクノロジーの進化、インフラ、オンライン化など
外部環境は、時代の流れとともに変化し、事業活動に大きな影響を与えます。
事業活動での外部環境の影響を把握しながら、今後の経営戦略を立てる必要があります。
ミクロ視点の分析に5フォース分析を用いる
市場・顧客の項目について、ミクロな視点から分析を進めていく場合は、5フォース分析を使いましょう。
5フォース分析では、自社に影響を与える業界の競争要因について、下記5項目から内容を掘り下げます。
・競合
・新規参入者
・代替商品
・購入者の交渉力
・販売者の交渉力
3C分析のやり方:競合を分析する
競合を分析する際には、「ライバルの成果」や「ライバルの成功や失敗した理由」を分析します。
具体的には、以下の5要素である、競合する企業が出した成果を明確にすることが重要です。
・売上
・利益率
・シェア率
・顧客数
・価格
分析結果を参考にすると、自社が成功するために何をすればいいのかが、おのずと見えてくるでしょう。
3C分析のやり方:自社を分析する
全ての結果をもとに、フレームワークを活用して、自社を分析しましょう。
競合と差別化できる点や、得意・不得意などを洗い出すことが重要です。
SWOT分析をする
SWOT分析をすると、自社と市場のプラス要因とマイナス要因を探ることができます。
以下の4要素を、自社と市場の観点から分析します。
・Strength(強み)
・Weakness(弱み)
・Opportunity(機会)
・Threat(脅威)
自社の成功要因を探すのであれば、SWOT分析だけでなく、クロスSWOT分析もするといいでしょう。
クロスSWOT分析をすると、以下の項目をかけ算して、内容を掘り下げることができます。
- 強み×機会・・・事業活動のビジネスチャンスにつながる戦略を立てる
- 強み×脅威・・・事業活動における困難なことに対応できる戦略を立てる
- 弱み×機会・・・ビジネスチャンスを掴むために、長期的な戦略で自社の弱みを改善する
- 弱み×脅威・・・事業活動に悪影響のあることに対して、被害を少なくする戦略を立てる
VRIO分析を使う
以下の4要素を明確にするVRIO分析を使うと、自社の強みや弱みなどを把握できます。
- Value(価値)・・・経済的な価値や優位性
- Rarity(希少性)・・・市場や業界においての希少性
- Inimitability(模倣困難性)・・・真似されやすいかどうか
- Organization(組織)・・・上記3項目を保てる組織がつくられているかどうか
3C分析をする際のポイント
3C分析をする際のポイントには、何があるのか見ていきましょう。
正確な情報を収集する
客観的な事実を含めた、正確な情報を集めましょう。
事実と意見を区別して、情報を選択すると、正確な分析結果を得られます。
3Cを往復して掘り下げる
3C分析の3項目の関係性を意識して、分析することが重要です。
具体的には、3C分析の間を往復して、自社と競合の項目を比較検討すると、内容を掘り下げやすくなります。
まとめ
今回は、3C分析についてご紹介しました。
3C分析は、自社と自社を取り巻く外部の現状が把握でき、今後の戦略に大きく貢献するでしょう。
時代にあった企業活動をすることによって、収益を上げるために、取り組んでみてください。
コストを抑えて、自宅住所を知られずに都心一等地住所を使って仕事をしたい方におすすめのバーチャルオフィス「ブルーム」
バーチャルオフィスとは、仕事用の住所をレンタルできるサービスのことです。
バーチャルオフィスを選ぶ際には、料金の安さや登記する所在地のイメージがポイントになります。
ブルームは、東京都新宿区西新宿の一等地住所をレンタルしているバーチャルオフィスです。
月額300円~、人気オフィス街の西新宿の住所をレンタルできるため、安さと事務所の所在地のイメージを重視する方に最適です。
ブルームが提供しているサービス内容は、レンタル住所・郵便物転送・法人登記です。
ブルームを利用して、顧客からの信用を高めながら、事業を行っていきましょう。




