内定式での会社側や社長の挨拶をする際のコツと例文をご紹介
2025.06.20
内定式での社長の挨拶は、企業で働くことになる内定者のやる気を引き出すことができるので、重要です。
ですが、内定式の挨拶で内定者の心をつかむには、どうしたらいいのか悩んでいる方もいることでしょう。
今回は、会社側や社長が内定式の挨拶をする際のコツと例文などをご紹介します。
内定式とは
内定式とは、新卒採用で内定を出した学生を集めてするイベントのことです。
内定者に歓迎の気持ちを伝えたり、会社で働く自覚をもたせる目的があります。
内定を承諾しても不安や迷いを抱えている「内定ブルー」の学生もいるので、内定辞退者を出さないために、内定式のメッセージには気を使ったほうがいいでしょう。
会社側や社長が内定式の挨拶をする際のコツ
会社側や社長が内定式の挨拶をする際のコツを挙げてみましょう。
5〜10分程度にまとめる
内定式の挨拶は、5~10分ほどでまとめるといいでしょう。
長話になってしまうと、伝えるべき重要なことが内定者に伝わりにくくなってしまうからです。
1分間に話す文字数の目安は300字前後と言われているので、5分〜10分の場合、1,500字〜3,000字ほどを話すことになります。
どのくらいの時間がかかるのかを把握するために、あらかじめ予行練習をしておくといいでしょう。
起承転結で話す
起承転結を意識して話をすると、内定者の心を掴みやすくなります。
起:簡単な挨拶や自己紹介などをする
承:具体例をあげて話を掘り下げる
転:成功体験や失敗体験などを話す
結:結論を伝えて締めくくる
共感できるエピソードを話す
社長の実体験を盛り込むと、内定者の関心を引いて、しっかり聞いてもらえます。
成功体験の話は、自慢話に聞こえてしまうことがあるため、失敗体験も伝えると、内定者に親近感を抱いてもらいやすくなります。
笑顔や言葉使いを重視する
内定者に笑顔でハキハキと話すと、信頼できる社長だと感じてもらえます。
笑顔と柔らかい言葉使いをすると、内定者の緊張もほぐれるでしょう。
社長の挨拶の例文
では、社長が内定者に挨拶をする時の例文をご紹介します。
冒頭の挨拶
まずは、内定者に歓迎の挨拶をしましょう。
「内定者の皆さん、内定おめでとうございます。本日は、内定式にご参加いただきありがとうございます。4月から一緒に働けることを楽しみにしています。」
自分が新入社員だった時のエピソード
社長の新入社員時のエピソードは、内定者が聞きたい内容です。
社長が、失敗したことや困難をどう乗り越えたかを話すと、内定者は自分が働く姿が想像できて、安心できます。
「同期が契約を取ってくるのに、自分は契約をなかなか取れなかったので、悔しくて、早く契約を取りたいと思いながら、毎日、必死で仕事をしていました。お客様の立場に立って考えれるようになったら、自然と契約数が増えていきました。」
内定者に期待すること
内定者に期待していることやどんな新入社員と働きたいのかといったことを率直に話しましょう。
「自分で考えて行動することを内定者の皆さんに期待しています。新しいアイディアによって新しい価値を生み出してください。」
会社の理念や目標
会社の理念や目標について話しましょう。
「△△の案件に携わった時に、私は「〇〇」という経営理念を理解できました。その時の気持ちを忘れないで、皆さんと「〇〇」を実現していきたいです。」
仕事をしていてうれしい時
仕事のやりがいや楽しさについて話しましょう。
「企画から携わった商品を身に付けた人を見ると、今までの努力が実を結んだうれしさがこみ上げてきます。商品化までの道のりは大変ですが、作る喜びを共有しましょう。」
締めの言葉
内定者に寄り添った言葉で、挨拶を締めましょう。
「残りの学生生活も精いっぱい楽しんでください。4月から一緒に働けることを楽しみにしています。」
まとめ
社長が内定式の挨拶をする際には、内定者が理解しやすい言葉で伝えるといいでしょう。
また、社長の挨拶は5~10分ほどに簡潔にまとめして、笑顔とハキハキした話し方を意識するようにしましょう。
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